講談師の人間国宝の一龍斎貞水氏は、「確かな『芸』の構築は、遠回りしてでも、根本となる基礎をしっかりと固めることが秘訣」と語ります。
講談師になると最初に、合戦を表した「修羅場」を学びます。
徳川家康と武田信玄の戦いを描いた「三方原軍記」等を暗記し、発生、呼吸、間の取り方、張り扇の叩き方など、講談の最も基本となる語り調子と声を作ります。
それから「赤穂義士伝」や「怪談噺」、「お家騒動もの」や「名工伝」などの古典から、世相を反映した新作講談へと展開していきます。
「新しいジャンルや大ネタに挑戦するのは、素晴らしいことですが、長い眼で見ると、基礎ができていないと本物にならない」と氏は言います。
この「基本が大事」ということは、どの分野でも大成した人が異口同音に言われることです。
「基本が大事」、「当たり前の事を当たり前にやる」。これができれば一流なのかもしれません。
会社の経営も、きちんと経理ができていれば、必然的に節税になり、かつ、経営判断もスムーズに行えると思います。
私たちも、お客様の会社強くするサポートができるよう日々、基本を大事にしたいと思います。
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